完売画廊

美大生のユキノこと私が思ったことを書く

大忙しブログ

実家のベッドで目が覚めた。

いろいろあって少しだけ実家に帰った。

いろいろ一覧

・ロンドンナショナルギャラリー展に行く

・実家に祖母から届いたさくらんぼを食べに行く

・重要書類にサインもらう

スーパー銭湯に行く

結局これ以外にもいろいろした。

 

ロンドンナショナルギャラリーには春休みに行く予定でいたのだが、某ウイルスで延期になってしまった。なんとか開催が決まり、母が時間予約制のチケットを手配してくれたので母と見に行ってきた。

感想としてはカルロ・クリヴェッリの《聖エミディウスを伴う受胎告知》という作品がすごく好きになった。

「そもそも『受胎告知』ってなんやねん」という方のために”軽く””やんわり”説明すると、「受胎告知」はキリスト教の聖書の中にあるエピソードのうちの一つで、キリストのお母さんである聖マリアが、処女のまま神の子であるキリストを授かったことを、天使ガブリエルが伝えにきた、というのを指す言葉。何人もの芸術家がこのテーマで作品を作っている。

 

こんな感じでわかるだろうか。

《聖エミディウスを伴う受胎告知》はすごいでかい(146.7×207)。ダブルのベッド(140×200)よりでかい。その中にいろいろな要素がダダ漏れしていてすごいよかった。情報量が多い。

1聖マリアの頭と空がつながっている。

天界から神の子が授けられているのでしょう。でも天界、神々しすぎてUFOみたい。

2と、鳥〜!

聖マリアの頭の上に飛んでいますが?ハトだそうで、神の子を授けてくれる精霊を意味しているとか。

3リンゴとウリ

なんか性器の比喩っぽくてウケた。

これを書きながら、小学校の図書室にあった「ウォーリーをさがせ!」「ミッケ!」を見ているような感覚に似てるなと思った。それぐらいなんだかいっぱい描き込まれている。聖書の内容をテーマにこんなのやっていいんだ、って思わせられた。是非ともスマホとかでいいので、解像度の高い画像で見て欲しい。

 

ショップで必ずその展覧会の公式図録と、気に入った作品のポストカードを買うのだが、今回は複製画やしおりなんかの受胎告知関連をいっぱい買って会計がまあまあ行った。でもいいものに出会えて幸せになったので、よし。

 

そのあと騒豆花というお店で台湾料理を食べた。よくよく考えたらその日は外出するまで何も食べてなかったし(電車で気持ち悪くなったので、待ち合わせ場所で母を待つ間にソフトクリームは食べた)、なんならここ最近は課題に追われて、何日もまともな食事を取っていなかったので、久々にちゃんとご飯しかも人が作ってくれるご飯を食べた。うますぎた。

そのあと地元の方に戻ってきて、スーパー銭湯でアカスリなどして実家に泊まった。

さくらんぼはきっちり食べた。佐藤錦というさくらんぼだ。今期もこれを楽しみに、頑張っていた。スーパーで売っているアメリカンチェリーもアレはアレで嫌いではないが、格が違う。大粒で柔らかくて甘くて、最高のさくらんぼだと思う。こっちに戻ってきてすぐ、祖母にお礼の電話をした。

 

翌日

夜には帰るので、いろいろと用を済ませないといけない。まずは婦人科でピルを貰いに行く。私は生理が重すぎて日常生活に支障が出たので、毎日飲む低容量ピルを飲んでいる。本当に日々が過ごしやすくなった。重い生理は放っておいてもいいことはないし、まずは婦人科を受診してみて欲しい。低容量ピルはその後の一つの手段として頭に入れておくといいと思う。ピルに対する偏見も減ってくれればと思う。健全な毎日を過ごす一つの手段なのに、なんで学校で教えないんだろう。

婦人科、閉まってた。しゃーない。

 

次に接骨院に行った。ここはやってた。昔からお世話になっている場所で、ここ以外に行く気が起きないくらい、いい腕の先生がいる。治療が終わってお金を払ったあと「湿布持っていく?5枚にする?それとも10枚?」と言ってくれたので好意に甘えて「じゃあ5枚で」とお願いした。病院や接骨院で出される湿布は大体袋の中に5枚くらい入っている。私はそれを1袋もらうのだと思っていたのだが、先生は5袋渡してくれた。なるほど、そっちね。1袋6枚入りだったので30枚も湿布をもらった。わーい。まあさすがに多かったので3袋実家に置いて帰った。

 

買い物も楽しんで実家に戻って母を待ったが母は残業になってしまった。やることはまだ残っていたのでこのまま母を待っていては、帰りが終電ギリギリになってしまう、ということでもう一泊した。こっちでケーキを作って待ってくれていた彼氏には申し訳ないことをした。

 

そんなこんなで昨日の昼前に電車に乗って、ゆっくり帰ってきた。バイトから帰ってきた彼と作ってもらったケーキを食べた。美味しいケーキだった。そのあとガッツリ夕方寝した。

なんだか詰まった3日間だった。